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知っておきたい「廃用症候群と2040年問題」のコト

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こんにちは!株式会社Raunz代表・理学療法士の比本です!

今回は「廃用症候群(はいようしょうこうぐん)」についてご紹介します!

【「座りっぱなし」あなたを”動けない体”にする。忍び寄る「廃用症候群」の恐怖!】

便利な生活の裏に潜む静かなる時限爆弾、「最近、なんとなく疲れが取れない」「階段を上るのが面倒だ」 もしそう感じているなら、あなたの体の中で「恐ろしい連鎖」が始まっているかもしれません。

私たちは今、歴史上かつてないほど「動かない生活」を送っています。

デスワーク、スマートフォンの普及、便利な家電。 しかし、厚生労働省の最新ガイドラインは警告しています。

「座りすぎ」は、死亡リスクを高める独立した危険因子です。

今日は、動かないことが引き起こす「生活習慣病」の先にある、更なる恐怖ついてお話しします。

  1. 筋肉が溶けていく?「廃用症候群」の正体

  2. 負の連鎖(ドミノ倒し)が止まらない

  3. 処方箋

1.筋肉が溶けていく?「廃用症候群」の正体

皆さんは「廃用症候群(はいようしょうこうぐん)」という言葉をご存知でしょうか? これは、病気そのものではなく、「体を動かさないこと」によって生じる心身の機能低下の総称です。

「動かないでいる」だけで、体には次のような変化が起こります。

筋肉の減少: 安静にして寝ているだけで、筋力は1日で13%、1週間で1015%も低下すると言われています

骨がスカスカに: 骨への刺激がなくなり、カルシウムが溶け出して骨粗鬆症が進行します。

心肺機能の低下: 心臓や肺の機能が落ち、少し動くだけで息切れするようになります。

血栓のリスク: 足の血液循環が悪くなり、エコノミークラス症候群のような血栓ができやすくなります。

 

まさに、「使わない機能は捨てられていく(廃用)」のです。これは高齢者だけの話ではありません。

若い人でも、座りっぱなしの生活が続けば、この入り口に立っていると言えます。

2.負の連鎖(ドミノ倒し)が止まらない                

「廃用症候群」の最も恐ろしい点は、一度始まると「悪循環」に陥ることです。

  1.動かないから、体力が落ちる。

  1.          ↓
  2. 2.体力が落ちるから、動くのが億劫になる。

  3.          ↓
  4. 3.さらに動かなくなり、食欲低下や精神的な落ち込み(うつ状態)を招く。

  5.          ↓
  6. 4.最終的には「寝たきり」へと進行してしまう。

 

この状態になると、高血圧や糖尿病といった生活習慣病も一気に悪化しやすくなります。

動かないことは、万病の元なのです。

3. 「処方箋」

脅かすようなことばかり書きましたが、解決策はシンプルです。「今すぐ、少しでも動くこと」。これに尽きます。

最新の「健康づくりのための身体活動·運動ガイド2023」では、以下の対策が推奨されています。

30分に1回「体操」する: 長時間の座りっぱなしはリスクです。30分に1回立ち上がり、少し体を動かすだけで、血糖値や中性脂肪のリスクを下げられます,

「プラステン(+10)」の実践: 今より10分多く、体を動かしましょう。掃除、洗濯、通勤の歩行など、日常生活の動きで構いません。

23回の「筋トレ」: 筋肉は年齢に関係なく鍛えられます。自分の体重を使ったスクワットや腕立て伏せで十分です,

まとめ:未来の自分を守れるのは、今の自分だけ

便利な生活は、私たちの体を蝕むリスクと隣り合わせです。

しかし、今日から「座りっぱなし」をやめ、少し活動量を増やすだけで、そのリスクは劇的に減らすことができます。

 

「動かないこと」は「病気」の始まりです。

さあ、この記事を読み終わったら、まずは一度立ち上がって、背伸びをしましょう!

 

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